パレスチナ・ファレスティーン

笑って泣いて食べて暮らしたパレスチナ。 時々の思いを綴ります。

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ガザの封鎖とイスラエル製品

サッカーのガザワールドカップ2010と同時に
BBCラジオから流れてきたのが、
ガザ地区に対して厳しい封鎖政策とっているイスラエル政府に対し、
イスラエルの人権団体が、
ガザ地区に入れることを許可しているものの理由を明らかにするように訴えたが、
イスラエル政府は、それを拒否したとのニュースでした。

ガザ地区では、ハマスが実質政権を握った3年前から、
イスラエル政府によって、厳しい物流の制限がされています。
ラジオのニュースによるとに、現在、イスラエルの検問所からガザ地区の中に、
商業ルートで入れられるのは、81品目のみ。
この81という数は、常に変化していますが、
厳しい封鎖が始まる前は、4000品目以上が許可されていたそうです。

今回、イスラエルの人権団体が、
イスラエル政府に情報の開示を求めたところ、
「セキュリティ」上の問題で理由は明らかにされなかったとのことです。

人権団体のイスラエル人女性は、BBCにインタビューに、
「なぜシナモンが許可されてコリアンダーがだめなのか、
 シナモンに比べて、コリアンダーのどこが危険なのか?」
「子どものプラスチックのおもちゃが、
 セキュリティ上の問題で許可されない理由がさっぱりわからない」
などと、答えます。
常識的に考えると、冗談としか思えないようなことばかりです。
ラジオを聴いた世界中の人たちは、一体、どう思うのでしょうか。

3月にガザに行ったとき、
あるスーパーマーケットには品物があふれていました。
GI03.jpg
エジプトから「トンネル」を通ってやってきたものも多いそうです。
値段は高く、買える人とそうでない人の格差は広がる一方のようです。

エジプトからの商品ばかりではありません。
イスラエル製品も入ってきていました。
これらは、商業ルートを通ってイスラエルから入ってきたものです。
GI01.jpg
ヨーグルトは各種取り揃えてあります。
これらは、イスラエルのスーパーマーケットでも高級品の部類に入るものです。

GI02.jpg
子ども用の乳飲料も、冷蔵庫の中に、所狭しと並んでいました。

人口150万人を越えるガザ地区は、
イスラエルの産業にとっても、大きな市場です。
特に、「賞味期限」の短い乳製品は、
ほぼ確実にガザに入ってきているそうです。
これも、セキュリティなのでしょうか。

2006年夏に、レバノン戦争とガザ侵攻が同時にあったときのこと。
そのときも、ガザ地区はイスラエルによる厳しい封鎖政策のため、
国連の人道支援物資でさえ、地区内に入ってこない状況でした。
攻撃の最中もガザに留まって働いていたアイルランド人の国連幹部職員が、
「国連が配給する小麦は止められても、
 イスラエル製のポテトチップスは入ってくるんだ」
と、嘆いていたのが思い出されました。

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