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パレスチナ・ファレスティーン

笑って泣いて食べて暮らしたパレスチナ。 時々の思いを綴ります。

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地元の黒ブドウvsダビデの塔

パレスチナのクレミザンワイン
日本に輸入されるきている、バラディ・アスマルはお勧めです。
BaladayAsmar.jpg
バラディ・アスマルは、「地元の黒ブドウ」の意味です。
アラビア語で、バラディが地元産、アスマルが黒、という意味です。
ベツレヘムの山間部ので採れる特別に地元特産の黒ぶどうに、アリカンテ種を加えて作ったワインです。
地元産の黒ブドウは、皮の部分には渋みがあって、味の濃いブドウです。
黒ブドウと言うだけあって、色も黒に近いです。
私がワインを作るときは、甘みの強い地元産白ブドウと、黒ブドウを混ぜて作ります。
ワイン作りを教えてくれたパレスチナ人のクリスチャンのお医者さんは、
ブドウ作りは、地元産のブドウに限る!と豪語しておられました。

しかし、このワイン、パレスチナでは、
CR05.jpg
「ダビデの塔」という名前なのです。

日本にどのワインを入れるかということを見極める目的もあった一昨年の東京での試飲会。
このワイン(バラディ・アスマル)は、味も香強く、
何よりベツレヘムの地元産のブドウを使っているといということで、候補に挙がりました。

しかし、問題は名前。
「ダビデの塔」では、パレスチナ、それもベツレヘムの地元産ブドウのイメージではありません。
てっきり、候補から外れるかと思っていました。

そしたら、名前とラベルを変えて、日本に入ってきました。
これなら、ベツレヘムの地元産ワインとしっかりわかります。

クリミザンワイナリーが、始まったのは、1885年。
イスラエル建国より、半世紀以上前です。
ワイナリーの裏側は、エルサレムに続く、丘陵地帯です。
イスラエル、パレスチナという、境界もない頃から、
この地域一帯でブドウを栽培して、ワインを造ってきました。
ワイン用のブドウの一部は、
今でも、現在イスラエル領になっているエルサレム丘陵地帯で栽培されています。

海外には、スター・オブ・ベツレヘムの名前でし輸出されているワインは
CR06.jpg
現地では、カベルネソービニヨン。
CR07.jpg
エルサレムの西のベイト・ジマルの野で修道院の管理のもとに収穫された
カベルネソービニヨン種のブドウで作られたワインです。

そして、現在、クリミザン修道院のすぐ近くにイスラエルによる分離壁が建設され、
ワインづくりそのものも危機にさらされています。

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