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パレスチナ・ファレスティーン

笑って泣いて食べて暮らしたパレスチナ。 時々の思いを綴ります。

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イドナ村での出会い

仕上げを頼んだ刺繍製品が届いた頃にブログを更新しようと思っていたのですが、
なかなか連絡が入りません。
急がないと言って渡したし、こちらもPalesTIMEでしょうか。

刺繍をしてくれるパレスチナのおばちゃんは、
手の込んだ刺繍が得意で、総刺繍のお財布なども作っています。
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伝統的に使われる赤を基調にカラフルな色を組み合わせたヘブロン地区都市部に多い色使い。
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ヘブロン都市部には、幾何学模様の刺繍が多いといわれています。

おばちゃん、ヘブロンの村からベツレヘムに出てきたときには、
お財布などの刺繍小物をお土産や荷売り込んだりもしているようです。
かなり、買いたたかれているようですが、現金収入は必要だから売り歩いいると言っていました。


このおばちゃんとの出会いは約10年前、ヘブロン西部のイドナ村に通っていたときのこと。
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谷あいに広がるイドナ村、モスクを中心に村が広がる。

村の全ての家を一軒一軒回ってお茶を飲む、
もとい、健康状態を聞いて、相談にのる、ということをしていていました。
ID04.jpg
病気の子どもがいたら、その場で手当てすることもありました。

特に、障害を持った子どもたちは行くところがなく、
仕事の拠点として使わせてもらっていたセンターで、
母親と子どもが集まれる機会を作ったりもしていました。

私たちが、おばちゃんの家を訪問したとき、
ちょうど、男の子が生まれたところだったのですが、
ダウン症の疑いが強く、小さくて顔色も優れず、心臓病の検査も必要でした。

失業中の夫は精神を病んでいて、
もし、その子がダウン症ということを夫が知ったら、どうされるわからない、
病院に連れ行くことさえ難しいし、お金もない、との相談をおばちゃんから受けました。
それで、無料で検査できる病院を紹介し、
夫に知られないように病院、に行く手はずを整えしました。

おばちゃんから、刺繍が得意なので、その技術をいかして仕事をしたい、
という相談も受けましたが、
私たちは、ちょうどイドナ村での仕事が終わる時期で、
男の子の検査が済んだところで、村を去ることになりました。 (つづく)

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