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パレスチナ・ファレスティーン

笑って泣いて食べて暮らしたパレスチナ。 時々の思いを綴ります。

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映画「沈黙を破る」と2004年イスラエルにて

最近、イベント情報ぐらいしかブログを更新していませんでした。
パレスチナ映画や書籍のことをよく聞かれるので、
別に書いたものを移動させました。

映画「沈黙を破る」に題名にもなっている
イスラエルのNGO「Breaking the Silence」の最初の写真展は、
2004年6月、テルアビブで開催されました。

私が、写真展で撮った写真もありました。
BSS001.jpg
写真について説明する元兵士と聞き入る若者。

当時、私は、NGOのスタッフとして、パレスチナに赴任していました。
イスラエル軍によるガザ地区ラファでの大規模家屋破壊があった直後で、
その緊急救援にも携わっていました。

また、イスラエルの人権NGO「人権のための医師団」と
パレスチナの医療系NGO「パレスチナ医療救援協会」が協働している、
ヨルダン川西岸地区での巡回診療にも参加していました。

その巡回診療にイスラエル人の写真家のミキ・カッツマン氏が来ておられました。
イスラエルの新聞ハーレツ紙英語版に毎週金曜日に掲載される
パレスチナ関連の特集記事の写真を撮っている写真家として有名です。
「人権のための医師団」の活動も長く追っているとのことです。

カッツマン氏から、写真展「沈黙を破る」を紹介してもらいました。
彼は、ヨルダン川西岸地区ヘブロンで従軍しているイスラエル兵から相談を受けて、
写真の撮り方を指導したとのことでした。
「新しい」写真展なので、ぜひ、観にいったら良い、
というようなことを言われたことを記憶しています。
また、テルアビブの写真展の会場は、
「人権のための医師団」の若いスタッフが工面したとも聞きました。

国連職員の日本人の友人もこの写真展のことを聞いていて、一緒に行くことにしました。
元イスラエル兵が、ヘブロンで自分たちが見たものを写真にして訴える、
と言われても、ガザ地区ラファの大破壊を目の当たりにして、活動している私には、
一体何のことなのか、写真展に行くまでは、正直、わかりませんでした。

BS002.jpg
ヨルダン川西岸地区及びガザ地区で、イスラエル兵がパレスチナ人から没収した車の鍵の数々。

BSS003.jpg
イスラエル兵士が撮った写真。
上の写真は、私にとって強烈な印象でした。
パレスチナ人の子どもたちが、
「イスラエル兵が銃を向けてパレスチナ人を捜査する」状況を
パレスチナ人とイスラエル兵に別れてする「ごっこ遊び」と
その様子を見ているイスラエル兵の写真です。
この写真をイスラエル兵自身が撮影したことに私は驚きました。

映画「沈黙を破る」には、なぜ元イスラエル兵が、このような写真を撮って公表し、
加害の実態を告白するようになったのか、
心からの叫びが、深く丁寧に描かれています。

関連書籍:土井敏邦「沈黙を破る」「ガザの悲劇は終わっていない」
「イスラエルの声、パレスチナの声」

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